旧グンゼのリベットツール(戦車用)です。(クレオスになってから無くなってしまったのかなー、HPにはありませんでした)極細のポンチみたいなものです。
最初、グリーンランドさんの本の影響かハンマーで打ち抜いてみたのですが、うまくいきませんでした。 |
ツールの先端です。先端の穴は途中の切り欠きまで貫通しています。極細のポンチですね。
しばらく経って、後でふれるビーディングツールにハンドルが付いてくるということから、ハンマーはなく手で突き刺すようにしてはどうかと思いまして、やってみると大正解でした。 |
出来るリベットはツールの穴にたまるように思えますが、実はゴム板のにめり込む感じになります。しかもゴム板の側が丸くなります。
何となく不思議なのですが、私なりに推察しますと、手で突き刺すと、ハンマーよりゆっくり作用するため、プラ板が引っ張られて変形します。で、引っ張られた部分が薄くなり丸くなるのではないかと思います。 |
上で紹介したリベットツールは思いの外良かったのですが、私が欲しサイズよりちょっと大きめだったので(イメージとしてはタミヤのスチュアート軽戦車ぐらい)、以前から気になっていたビーディングツールセットを手に入れてみました。
内容は丸穴パンチ23本、木製ハンドル、ゴム板です。 |
先端は上のツールとは違いへこんではいますが、貫通していません。へこみはリベットの頭のように、丸くなっています。 |
セットに付属しているゴム板は柔らかすぎ、リベットがめり込みすぎてしまうため、東急バンズでゴムブロックを購入しました。
まだ試行錯誤の段階ですが、ゴムの材質のほか、厚さの違いも影響がありそうです。 |
リベットに使うプラ板は切れ端で十分です。厚さはリベットの高さに合わせて適当に選択しますが、あまり厚い物は手で打ち抜くのは難しいかもしれません。
プラ板の片面に色を付けていますが、これはリベットが小さいため、表か裏か分からなくなるためです。(プラ板は白いので表裏がわかりづらいのです。) |
こんな感じでプチプチ作っていきます。出来たリベットがどこかに行かないように、大きなタッパの中で作業しています。 |
リベットはこんな感じでできあがります。突き刺す微妙な角度の違いで、縁が欠けたり、バリが出たりするものもありますが、これは慣れの問題でしょうね。
いまのところこんな感じで作っていますが、パンチの先端が丸いくぼみなのが気になります。ちょうどリベットの頭のようなくぼみなのです。別の方法が判明したらまたご報告したいと思います。 |
出来たリベットを貼り付けて、サーフェイサーを吹いてみました。こうして拡大してみるとけっこういびつな感じですが、結構いけるのではと思います。
それよりもリベットを取り上げる方法が問題ですね。これではデザインナイフで刺してあつかったのですが、右端のリベットにその後がくっきり残っていますね。まるでねじの頭のようになっています。 |
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