いままで戦争シミュレーションゲームが出ると買っていましたが、いやに難しかったり、操作がわかりずらい、あまりおもしろいと思えるゲームに出会えませんでした。とくにボードゲームからの移植版などはルールの複雑さとその表示・操作系のバランスが悪い物が多いような気がします。

　しかし懲りずにまた買ってしまいました「PANZER GENERAL2」。前作のころから気にはなってはいたのですが、Ｗｉｎ９５版となった"２"をたまたまパソコン屋で見かけ、すぐに購入しました。

　ゲームは第２次世界大戦のヨーロッパを舞台にした戦術級ゲームで、ドイツ、アメリカ、イギリス、ソ連をプレイする事ができます。ゲームモードとしては単独シナリオとキャンペーンがあり、またネットワークやe-mailを使った対戦にも対応しています。現在売られているのは英語版で簡単な日本語マニュアルが付属していますが、ルールはいたってシンプルなので問題ないと思います。（日本語版は４月ごろ発売予定だそうです。\9,800）

　内容は戦術級と言って良いと思いますが、ユニットの規模は観念的な規模でよくわかりません。どちらかと言うと史実を元に半分架空の舞台とユニットでプレイするといった感じでしょうか。（間違っていたらすみません。英語版なもので．．．）しかし、それぞれの兵科や兵器の特徴は良くあらわしていますし、出てくるユニットの種類も多く、その味付けのバランスは絶妙と言えるのではないのでしょうか。たとえばイギリス軍のシナリオでプレイしていて、イタリア戦線でちょこっとエレファントが出てきたりと、けっこうくすぐってくれます。また、戦闘判定で長ったらしいムービが出ないのも好感がもてます。

　結論としては、なかなかおすすめのゲームです。いま会社のパソコンに入れて昼休みにやってますが、長く楽しめそうな感じです。

作動環境

OS:Windous95、CPU:Pentium90MHz以上、HD:15M以上の空き容量、メモリー:16M以上

(98/02/28)