ミニレビュー1       須藤
紙創り(和功)
モデリングクリーニングブラシ(タミヤ)
卓上塗料スタンド(タミヤ)
Mr.プッシュターンテーブル(GSIクレオス)

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紙創り(和功)

 これはバラのキットですが、切り抜いた用紙と茎になる針金です。この状態で着色しますが(半分ぐらい着色してしまっています)、筆よりエアーブラシが良いようです。

 パーツとしては花びら3枚、がく1枚、葉2枚、茎1っぽんとなります。まだ、コツがつかめていないのでいまいちですが、慣れたら良い感じになりそうです。

 同じシリーズのシダです。切り外してクセをつけてやるだけで、簡単にリアルなシダになります。
 これまでエッチングパーツの葉などありましたが、紙なので曲げやすく、手軽に作ることができます。種類によっては組み立て?に手間がかかる場合がありますが、この手の物としては今のところベストじゃないでしょうか。
 問題点としては仕上がりが画一的に見えないようにいかに違いをつけていくかと言うことでしょう。そういう意味では一つ一つ変化をつけた違うパーツにしてもらえたら良かったのかもしれません。
 もう一つ、この植物がリアルすぎて、浮いてしまわないようにその周辺のものも、それなりのクオリティを要求されてしまう事でしょう。(まあ贅沢な悩みではありますが)

 

モデリングクリーニングブラシ(タミヤ)

 静電気を起こさず、取り除く事ができる材質のブラシです。枝もそこそこ高級感があります。

 キャップを外すと毛先の短いブラシが出てきます。溝などに使用します。

 毛先が長く、さらさらした感じなので、細かいパーツがあっても安心です。
 私の模型部屋はみょうにほこりっぽくて、展示会用に作品を準備していると、ちょっと前の作品なのに、思いの外ほこりがついていたなんて事が良くあります。これまでは普通の筆を使ったりしていましたが、なかなかきれいにほこりが取れませんでした。(だいたい筆にほこりがつくのは良くないですよね)
 これ、非常に使用感が良いですね。作りも良いので、大事に使えば一生ものじゃないでしょうか。値段ですが、ちょっと高いかな。1500円という値段をどう考えるかというところでしょうか。

卓上塗料スタンド(タミヤ)

 結構シンプルな感じです。外側に塗装したものを固定しておくクリップが装着できます。

 塗装をしていて、気がついたら塗料瓶だらけになっていたなんて事が良くあります。特にフィギュアなんか塗っているとすぐにこんなになってしまいますね。

 このスタンドを使用すると効果てきめん!スッキリした机で作業効率もアップ!
 きわめてシンプルな物ですが、使ってみて思ったのは、これは使えると言うことですね。愛用させてもらっています。
 でもこれで1500円はちょっと高いかなと思います。100均の調味料台とかで同じようなものがありそうでコワイです。

Mr.プッシュターンテーブル(GSIクレオス)

 製品はこのような構成になっています。意外と大きいです。この枝の部分を持って塗装すれば、手も汚くなりません。

 このような感じで塗装しますが、この商品の売りは枝の部分についているボタンを押すと、テーブルが60度回転することです。意味無くカチャカチャ回してしまいます。
 正直に言います、これはAFV模型には使えませんね。私の場合全部組んでから塗装するのですが、足回りとか入り組んだところを塗装する場合、いろいろな角度から吹かなきゃならないのですが、枝の部分がじゃまで非常に取り回しが悪いのです。車のボディなどを塗装する場合には良いのかもしれませんね。