ミニレビュー2      須藤
スポイト瓶
残塗料処理剤(カンペハピオ)
攪拌アタッチメント(グンゼ)

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スポイト瓶 500円ぐらい

 右が犬の栄養剤の瓶、左が化学実験用のスポイト瓶です。

 それぞれの瓶のスポイトを外したところです。
 まず、犬用のビタミン剤シロップ瓶ですが、フタに穴が開いており、そこにスポイトを差し込むようになっています。スポイトで中の液体を吸ってから引き抜くだけで使えるという優れもので、塗装途中で少量のシンナーを取りたい時に非常に便利です。
 ただスポイトが頼りないのと瓶の密閉度に不安があるので、同じように使えないかと科学実験用のスポイト瓶を試してみました。
 シロップ瓶との違いはフタとスポイトは一体になっている事、スポイトがしっかりしたガラス製であることです。スポイトを使うには一体になったフタを回さなければなりませんので手軽さでは劣りますが、キャップもついているので、密閉度も万全です。模型メーカーさんもうちょっと安い値段で作ってくれないかなー。

残塗料処理剤(カンペハピオ) 200円ぐらい?

 商品の外観です。中には白い粉末上の処理剤が入っています。

 上で使った塗料を入れさらに水を加えますと、細かいスポンジのようになります。この状態でさわると塗料が手についてしまいます。匂いもします。

 さらに2日ほど放置していると、このように小さくカチカチになってしまいました。
 塗料を捨てる場合、ティッシュにしみこませて捨てていたのですが、量が多い時、ゴミ箱から気化したシンナーが部屋に充満してしまう事がありました。そこでこの処理剤ならそのような事にならずに処理できるのではと思い、試してみました。
 塗料の他に水も加えることから、紙おむつの吸収剤みたいなのかもしれませんね。
 で、どうだったかというと、固形化はしますが、処理後もシンナーは気化しているようでしたし、2日ほど放置しておくと水分も無くなって、小さくなってしまいました。
 固めるテン○ルみたいなイメージでシンナー分を固形化するのかと思っていたのですが、シンナー分をそのまま固形化してしまうものでは無いようです。
 うーむ、これではティッシュとあまり変わらないかもしれませんね。
処理剤ならではのメリットは今のところ感じられませんでした。
攪拌アタッチメント(グンゼ) 600円

 塗料攪拌用のルーターアタッチメントです。

 これはキャタピラ用に調合した塗料です。見事に分離しています。れを攪拌してみます。

 塗料の飛びはねもなく、きれいに攪拌できました。
 つや消し塗料なのに塗ってみるとつやが消えないなんて失敗を私は良くしてしまうのですが、これの原因としては攪拌不足がほとんどです。分かってはいるのですが、ついついやってしまうんですよね。それでこんな商品を見つけましたので使ってみました。
 使ってみますと塗料の飛びはねもなく、塗料がクリーミーというかまろやかになったような気がします。良く混ざっているようで、意外とおすすめです。
 ただ今回、コード付きのルーターで使ってみたのですが、パワーがありすぎる感じがしたのと、いちいちアタッチメントをつけるのがめんどくさい感じがしました。
 安い電池式のルータにつけっぱなしにして、攪拌専用にしたら手軽に使えて良さそうです。