第20回 九州AFVの会 参加リポート  鈴木

 
 第20回 九州AFVの会が、10月29日 アクロス福岡にて開催されました。
 念願の会にようやく参加する事が出来ましたので、簡単ですが報告させていただきます。尚、参加作品は、詳しくはアーマーや各人のブログ等でご確認下さい。

 会場は、外観が大変印象的なアクロス福岡の2階会議室。以前は、展示をしている場所で講演等イベントも行われていたそうです。現在は午後から隣の会議室も会場となり、講演等のイベント会場として使われています。

 展示は主催者であるゲルニカさんの卓、テーマ、一般参加の卓と別れていました。今回は残念な事に2週続けての台風の影響もあるのか、参加作品が若干少なめだったとの事。集まった参加作品は流石に目を見張るものが多く、特に情景作品の数・大きさがこの会の特徴の一つと思いました。以前から、九州方面におけるフィギュア濃度の高さには注目していました。確かに情景作品が目に付いたものの、実はフィギュアを主体にした作品として捉えた方が正しいような気がしました。人形改造コンテストにおいても有名な方が多いですし、長年の熱量みたいなものがこちらではまだ熱く燃え盛っており、フィギュアを主体に楽しむ風土とも言うべきものが出来上がっているの かもしれません。

 他、九州以外からの参加者も多い事に気が付きました。皆さん、会にかこつけてゲルニカの皆さんにお会いしに来ているのかもしれません。時としてなかなか楽しい大人の付き合いが展開されているのも、影でこの会の人気を支えている要因かもしれません。

 記念すべき第20回のテーマは、「 ベトナム 〜風に吹かれて〜 」。いろいろ趣向をこらした数多くの作品が集まっていました。中でも目を引いたのが色鮮やかな情景作品群で、それぞれの完成度の高さに目を見張りました。目の付け所の面白さもさることながら、それを裏付ける技術の高さにも注目でした。

 他、一般参加の皆さんの作品も面白い物が多数集まっていました。お城、恐竜、マシーネン、落語家、お坊さん。(笑)勿論、素晴らしいAFV単品や情景もあり全く見飽きる事はなかったです。

 今回の私の真の参加目的。(笑)こちら北海道AFVの会にも長年参加されているカブリモノスキーさんに敬意を表し、サプライズでの参加。
 それと、私にとって長年謎のグループ、主催者である「ゲルニカ」さん達 をこの目で確認する事。MA誌で初めてその存在を知ってから数十年、事あるごとに気になっていました。ようやくその存在をこの目で確認する日が。その出会いはまさしく未知との遭遇、第三種接近遭遇でした。(笑)それぞれ謎の宇宙人的(?)に個性的な皆様でした。知っている人(約1名 笑)がほぼいない土地でしたが、皆さま非常にお優しい方ばかりで充実した時間を過ごす事が出来ました。
 「ゲルニカ」専用の卓に並んだ数多くの作品には思わず溜息が出ました。単品あり、情景あり、ビネットあり。いや〜素晴らしい、それぞれの楽しみ方が伝わってきます。随分メンバーも変わったとお聞きしましたが、それでもまだ続いている事に感動です。今後も 益々ご活躍する事期待してやみません。

 到着後、開催日朝まで生憎の雨模様でしたが、最後に綺麗に晴れ渡った福岡市内をぶらつく事が出来ました。元寇の役で、蒙古軍が襲来し撃退された歴史深い街。神社もお寺も多い、そんな側面も見る事が出来ました。繁華街のエネルギッシュさも目を見張るほどでした。今度はゆっくり過ごしてみたいと思った大変魅力的な、街、AFVの会でした。

 最後に、参加まで度々のメールで相談に乗って戴いたゲルニカの山口さん、大変ありがとうございました。

※出かけた日、こちらは7℃で福岡は17〜20℃と気温差が10℃程ありました。 迷った末ジャケットに半袖で出かけたのです が、どうしても暑くて。 前夜祭で半袖になったところ、奇異な目で「何故半袖」と言われてしまいました。(笑) 台風の影響で湿度も高く、体が慣れるまで汗が止まりませんでした。