AM誌「ドイツ戦車塗装コンテスト」金賞受賞作

なんでグリレを選んだのか?

ノースフォックスのエキノコックス病原体 柳谷

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グリレ完成 今回のAM誌の「ドイツ戦車塗装コンテスト」に参加しようと思い、まず頭に浮かんだのは、出戻り模型歴4年目(昨年制作時)の私ごときが、タイガー・パンサー戦車で応募しても、目立つことが難しいと思ったのです。それならば、あまり作られる事の少ないキット?なおかつインパクトのあるキット?という事で変わり者の私はドラゴンのグリレに決めたのでした。しかし私はキットを持ってなく、探すこと6店目で無事手に入れることが出来ました。
 私のようにコンテストに応募はしたいが、他の応募者より劣っているのではないかと思っている人が多いと思うのですが、品(キット)を変え、発想を変えてみるのも、今回の私のように意外と良いかもしれませんよ。何ごともダメで元々ですよね...。

 製作の方はノルマンディ戦の第2戦車師団の車両なので、MGにて以前トーマス氏が作例を発表した車両とほぼ同じ装備なので参考になりました。(MA誌別冊の自走砲2はあまり勧められません)
 キットはまず戦闘室の装甲板の厚みが気になるので、ペーパーがけにて薄くします。そしてモールドが消えてしまったので、プラバン、リベット移植にて作り直します。それと戦闘室後部の扉部が実写より前になっているので、後ろに下げてやるため、後部3面をプラバンで作り直します。オープントップ車両なので砲は大仰角をかけた方が勇ましい?ので、角度を調整しました。車体外部はプラバン等とショーモデリングのエッチングパーツの使えるものを利用してディティールアップしました。ジャッキ、ノテックランプ等はタミヤ4号装備品よりチョイス。キャタピラはマキシムのヘッツアー用で、出来も良く、値段も1,500円なのでおすすめです。塗装はラッカーで基本塗装、エナメルでウオッシング。金属ピカリはペイントマーカー。最後にハンブロールのマットコートにてツヤを消して終わりとなりました。

P.S.
 クラブのメンバーが資料を貸してくれたり、塗装のアドバイスをくれた事に感謝、うーんクラブって本当に良いですね。
(編集注:氏は例会等でこのようなオヤジ系ギャグを連発しているので、例会のページで今月の柳谷ギャグコーナーを開設する予定です。)


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