リペイントモデラー参上の巻 まずはごあいさつ...

 最近はすっかり模型屋にも行かず、したがってキットも全然買っとらん、Sです。理由としては、まあ銭がないちゅうことですが。まあ考えてみると、長年モデラーをやっていると別に買わずともいっぱいキットはある訳で、この際じっくりと作りたい物をコツコツと片づけていこうかなと思っております。

 まあそれとタイトルにもした、リペイントモデラー。これぞ究極の節約モデルの楽しみ方でして、過去のおのれの作品をリペイント、「お色直し」を施す、つー事ですね。私の場合、完成品は置く所も無いので、その辺にぶん投げとく場合が多く、ほこりをかぶっていたりして、文字通り過去の物となっているため、いなげな形になっとるのを蘇えらせてやるのが、リペイントと言う訳。

 過去の作品のアラをリカバリー(塗りとちょこっとのディティールアップ)をし、新作としてしまう力技!?なのだが、これはこれで十分楽しい!!何よりもう「形」が出来ているので、塗りに時間をたっぷ りかけられる訳で、塗装の練習にはもってこいなのだ。特に最近マーキングも吹き付けとしているため、デカールを使っていた前の作品を見るとやはり気になってしまうワケで、好きな車両はやはり塗り直してよみがえらせてやりたくなってしまう。リペイントモデル誕生のもう一つの理由は、最近作っていたモデルも気に入らなければ塗り直しを何度もしていたこと。昔だと、なんとなく気に入らないと思ってもそのままにしていたが、やはり自分が納得するまで塗り直しはした方がいい。3、4回のエアブラシなら、モールドがつぶれる事もない!ウオッシングをし、ドライブラシまでしてても、やはり気に入らなくて塗り直す事もあるが、面倒でも結果的には満足する物に近づける。やはり模型も「急がば回れ」と言うことになるのかな...。

アーマーモデリング6月号を読んで

 この前、土居君とも電話で話したが、今回のAMで特に良かったのが、JMCとキヤコン2000の作品紹介のページだった。キヤコンのレベルの高さはわかっていたが、JMCも今回はググーンとレベルアップしてるんでないかい? いやーびっくり! いずれも、とても良い刺激になった。やはり良い作品を見るって事がモデラーにとって一番の良薬何ではないだろうか?

 昔は今ほど(HMEも無 く、クラブにも入っていなかった頃)他人の作品を見る機会が少なくて、どちらかと言うと、文林堂とかの実写写真集とかを見てイマジネーションをふくらませていた感が強かった。で、数少ないモデルアートの後藤さんの記事(4突、エレファント、ラ ング、ブルムベア!!)なんて穴の開くほど見て、もう自分の中では神格化してたもんネ!
いやー今はいい時代ですワ!

 でAMの方ですが、あれは撮影も大変だったらしく、見 れば分かるとおりバックも変えているし、100点近くの撮影だったらしく、ほぼ1日がかりだったとか。いやーでもそのおかげでホントいい刺激になった。ちなみにJMCのページでモノクロになっているページは都合上そうなっただけで、本当はカラーにしたかったとか。それにしても今回フィギュアがずいぶん目立ったのとビネット作品が目に付いた。いずれも金子さんがコラムで書いていたようにプレゼンテーションを意識した作品が多かった様に思う。そんな意味でも勉強になったページでした。土居君ありがとう。

 そんな事で、これから不定期に気の向くまま色々書いていきたいと思います。が、私はパソコンが無い!けど書くので須藤ヨロシク!

管理人より:
 さて今回より始まったS氏のエッセイでしたが、いかがだったでしょうか。氏も最後に書いているように、手書きの原稿を私が打ち込んでいるのですが、この原稿が読みにくい!さらに勢いで書いているせいか、文章的に?な所もあったりします。でもこの荒っぽい口語体の文章が氏の味だと思い、最低限の修正だけにしています。
 そのS氏ですが、ただいまあることで一儲けしてパソコンを買おうとしています。私としても原稿入力から早く解放されないかと思っているのですが、さてどうなる事か?そして氏の文章がどう変化するか?
楽しみです。