ノナイキミサイルを牽引していたようだった事だ。このナイキいまだに持っている。どういう訳か捨てることができなかった。出来が妙に良 い。

 その他にもタミヤとしては珍しく、かの有名なITCの「ジョー90」と言う番組のメ カ物をキット化していた。当時どうしても欲しかった物のひとつに、このシリーズの6 輪?の装甲車がある。これなんと言っても6WDだった事が、欲しかった最大の理由なのだ。だって走るんだぜ6WDで!。子供心に、凄いなー、カッコイイー。でもとうとう手に出来ずじまい。親があまりオモチャを買ってくれない方だったので、自分で買えるのは裕福になる盆か正月位だったハハハ。

 これ以前から各メーカー、製品化には独自な物に積極的で、今のような純スケール物の方は海外物に大きく水をあけられた形だった。当時は動くことが優先する時代で、動かない模型なんて国内メーカーに存在したのかと思えるくらいだった。だって、なにがしかのギミックが付いていてスケール感より動くことの面白さの提供が売れる条件の一つだったんだ。

 もう一つ忘れられない物でロボット物のイマイ?のアトミックボーイシリーズがあった 。あのデザインが忘れられなくて、今でも欲しいと思う。ギミックを直接目にする機会はとうとう無かったが、箱絵が目に焼き付いている。手、頭からミサイルのような玉? が飛び出し、当然歩く、と言うか足が無いようなデザインなのでスルスル動くと言った方が正しいかな。

 もう10年位前になるのか、スティルス戦闘機、爆撃機の想像キットが出てバカ売れしたのは記憶に新しいが、随分と子供の頃のワクワク感をかき立てられたものでした。 お仕着せではなくて、メーカーさんも別に有名人にデザインしてもらわなくても、妙な味のあるSF?キット出していた時代があるのだから、スケール一辺倒も良いのですが 味のあるキットも考えて欲しい物です。 と言っても、ハセガワで10数年前に変形ものを出して大失敗?していたっけ。当時、 問屋にいた先輩に、売れるか?と聞かれ、売れませんと即答していたんだ。はあー。思い出の中だけで、楽しむとするか。

管理人より:
私が一番覚えているのが、キャプテンスカーレットの追跡戦闘車ですね。いかにも装甲の厚そうなヌルっとした形で、とっても強そう。だけど武装は無かったんじゃなかったかなー。せっかく格好いいのに、ミサイルとか付いてないのがもったいない、なんて思っていたような気がします。(キット&オモチャ化した時にメーカーが勝手になにか付けていたような気もしますが。)