ﾉまとめる原動力になってく れたことは否めない。そして、賛否はあるが展示のため、今でも珍しいクラブ全員で共同ディオラマを作る事で連帯感を強め、個人で同規模の物を作るより遙かに少ない労力で大型の物を楽しめる一石二鳥の取り組みが始まった原点でもありました。（笑）

　そうそう、今回のタミヤギャラリーで大変うれしい事がありました。かつて私たちが展示参加する以前、タミヤが購入されたと聞くバーリンデンの作品が展示されたことがあって個人的に大変な衝撃を受けました。タミヤから写真集は出版されましたが、目の前で見る立体物の持つ情報量の多さには驚きがありました。残念なことに、以後展示されることはありませんでした。代わって国内のモデラーの展示が強化されました。それはそれで得られるものがあったのですが、日本人の作風と明らかに違う、海外の一流所の作品に直に触れる機会が北海道に居ては二度と見ることが出来ない気がして、残念で仕方がありませんでした。

　それが今回かなえられたのです（全部で５作品でした）。作品年度を考えると随分経っているのでしょうが、それでもそこから得られる情報量は大変なものです。初めて直に見てから１０数年経ってしまいました。その後色々なテクニックが開発されて来ましたが、バーリンデンの作風が好き嫌いは別として、やはり一世を風靡した凄い作品群です 。今でもそこから得られるものに、興奮を禁じ得ませんでした。 やはり、完成品は直に目で見るのが一番ですね。（一部、お前の目は節穴のくせにと言う声が…。オイオイ。）

　今回も例年の如く、来年からギャラリィー来ないよ、と言う噂がまことしやかに流れてきますが、静岡の見本市などに簡単に行けないモデラーに取っては、地元で唯一直にみられる貴重なメーカーの展示。 模型愛好者にとっては、この時期の花見の宴会より遙かに大事な年中行事です。（ハイ ！）なんと言ってもここ北海道では、毎年タミヤギャラリーのためにゴールデンウィークがあるのですから。（ウソウソ。） 開催時期が、毎年良い具合に重なっているのです。お陰でゆっくり楽しめます。 ここんとこ、今一さえない北海道ですが、景気づけのためにも、ぱーっと！ 来年も、　タミヤさん待っていますよ！