olspan="2"> 今回は、私の手持ちのプカラ製品を代表して下記を紹介します。

 ハンス ウルリッヒ ルデル大佐/ヘンチェル 2体セット (P114)

 個人的に気に入っているパイロットの一人が、この“スツーカ大佐”ことルデルです。なんと言っても、特筆すべきはその戦績の凄まじいこと。JU87ストゥーカを乗機に、ソ連戦艦「マラート」撃沈、戦車撃破台数519輛、 装甲車両撃破800輛以上、敵機撃墜9機、そして総出撃回数2530回と、多い時には一日に4,5回の出撃に及び,尚かつ数々の負傷をしながらの出撃は言うに及ばず。終戦間近45年2月9日、右足を40mm高射砲弾で負傷し、なんとキリコ・キュービー(知らないだろうなー。)も真っ青の一月半後に義足で出撃をした、まさに「鉄の意 志」を持った軍人。

ルデル/ヘンチェル ソ連側からは「最大の敵」と恐れられ、本人もその事を良く自覚していたと見えて、終戦後直ちにアメリカ軍側に投降した。ところがこのおっさん、「ドイツでドイツ語以外話せるか。ここに来たのはソ連軍地域にとどまるのを欲しなかったからだ。」と言い放ったと言うから、そのゲルマン軍人魂の凄まじい事。それにしても、よくこの戦歴で終戦まで生き残れた。なんと30回も高射砲に撃ち落と されている。ところが戦闘機には一度も撃墜されなかったそうだ。
(管理人より:ゲームのアドバンス大戦略ではせっかく育てても、すぐ敵の戦闘機にやられるのになー)比べるのも何だが、あのタイガーエースのビットマンでも、戦績は戦車・突撃砲撃破台 数138輛、対戦車砲132門で、最後は戦死している。 戦後、小説等で有名になったオデッサ機関の創設にも関わったような話も聞いた覚えが…。どこまでも、総統の、ドイツの軍人だったようです。著書に「急降下爆撃」朝日ソノラマ 航空戦史シリーズ8 があります。

 ヘンチェルはルデル機の隊最優秀の後部射手。1200回出撃後、ルデル機で戦闘中、不時着した僚機を助けようと降下した後、自機も泥のために飛び立てず。やむなく、迫りつつあるソ連兵から徒歩で逃げる渡河途中、後80ヤードで川岸と言うところで力つ きて溺死したそうです。