8月の例会(2005.08.06)

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会場:深谷帝事務所
人数:13+2人
 非常に暑い日で、夜になっても蒸すような感じでした。
 今回はゲストに土居さんとAMOS東京のボクサーさんをゲストに迎えると言うことで、深谷さんの事務所での例会となりました。いつもの区民センターは9時までなのですが、12時ぐらいまでわいわいやってました。あと藪田、笠松会員2人も久しぶりの参加でした。(深谷さん、毎度の事ですが、仕事場汚してすみませんです。)

今回の議題
・HMEの準備状況確認
・HME会内コンテスト
  参加人数8名+α
  ベースは100均の透明ケースに変更
  展示机の担当:宮野
・展示机は新しい机を2卓、担当:須藤

 例会に参加した土居さんとボクサーさんです。(ボクサーさん後ろ姿ですみません)メンバーみんなわくわくしてお待ちしていました。ちなみに右端はボクサーさんの作品を拡大鏡で見る会長です。
 そもそもボクサーさんをお誘いしたきっかけは、昨年私がモトコンに参加した際、ボクサーさんのAM誌の記事を参考にした事をBBSに書いたところ、ボクサーさんからレスをいただき、その時実家が札幌に近い事を知り、帰省の時に宴会におさそいしたのが始まりでした。 このときはタイミングが合わず、実現ならなかったのですが、今回ついに実現することになりました。
 その参考にさせていただいた記事はバイクのスポーク張りのものだったのですが、今回持ってきていただいた作品は、さらに細いスポーク張った自転車の車輪です。いやー頭では作り方は理解しているつもりでも、実際に目にするとやはり驚異的です。
 ボクサーさん2作品目はタミヤNo.1のフィギュアです。たしか元のキットはほとんど一体成形で、ディティールもヌメーっとした感じだったと思います。そのディティールを彫り直おされている訳ですが、まったく別物になっています。いちから作り直した方が早いんじゃないかって気もしますが、あのフィギュアがというところで倍びっくりしてしまいます。
 松岡さんが中途半端なディティールがあるより、ディティールがない方がディティール書き込めるから良いと言っていましたが、ボクサーさんはその逆でディティールが無いなら作りましょうというアプローチですね。
 ボクサーさん3つめの作品は女性自衛官のフィギュアです。髪の毛は実際のファー(毛?)を使っているそうです。断っておきますがこれ1/35ですからね。意識していなかったけど完成してみると奥さんに似てしまったという話には笑ってしまいました。
 長い間モデラーをやっていると、知らず知らずの内にパターン化して作りの壁みたいなものを作っていることがあります。そんなときに新しい考え方の作品に出会って、ハッとさせられることがあります。私にとってボクサーさんの作品は衝撃でした。もちろん技術的には足元にも及びませんが、新たな世界を見せていただいたというか、すごく影響受けました。
 最後に土居さんから教えていただいた模型トレビアを紹介します。
「タミヤのKV-2の砲塔には”田中角栄”と文字が彫られている」
 いやー知りませんでした。例会で話を聞いたとき、てっきり私をだまそうとしているんだと思っていました。無かったら、自分で彫ってやって、逆におどろかせてやろうなんて考えていましたが、実際にありました!!けっこう古いキットなのですが、いままで全然気がつきませんでした。
 非常に浅く見づらいので白い塗料を流し込んでみましたが、なんとか”田中角”まで判別できるかと思います。(”栄”は無いようです)どういう経緯で彫られたかわかりませんが、発見した人もすごいですよね。
 

会員の作品
 
管野
 
4号戦車D型(1/35 トライスター) 
金谷
4号戦車D型(1/35 トライスター) 
須藤
 トライスターの4号D型完成直前タイプです。けっこう進んだように見えますが、ここから装備品の組み立てが残っています。これがけっこう大変そうです。
4号戦車D型(1/35 トライスター) 
渡辺
悪役1号(1/72 タスカ) 
薮田
薮田
 
薮田

KV-2 (1/35 トランペッター

宮野

 新製品をさっそく組んでみました。砲塔側面のテクスチャー追加と取手を金属に変えた位で、基本的にはストレート組み。キットの出来も良く、コストパフォーマンスに優れた良いキットです。
 ちなみに砲塔側面には何も彫られてません(笑)

 M26 (1/35 タミヤ )
大橋
 
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