KingTiger  (1/35 ドラゴン(6232)) 鈴木

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制作年:2006年
 会長の作品に大いに刺激を受け、製作してみました。
 当初、その作品との違いと言えば履帯のパターン位でした。対抗意識を燃やしていた訳では無いのですが、塗装も同じ3色迷彩を考えていました。でも、それでは何となくつまらないなと思い、今回は諦めて2色迷彩に。ついでに車種もタイプ違いにする事に決定。キットには、有り難い事に、前・後期用パーツが入っています。結果、小改造を施し、1944年10月〜生産タイプ、後期型としてみました。但し、この履帯に、この車体が存在したかどうかは知りません。

製作に使った物
キット、付属のエッチング、カステンの蝶ねじ、プラ材、真鍮線。他、装備品類は全て取り外された状態にしたかったのですが、今年は時間もあまり無く、第一面倒だったので、同じドラゴンのタイガーT後期型に入っているクランプ付きのダブりパーツをチョイス。他、砲塔、防盾、車体には、簡単に鋼板、鋳造表現を施してみました。今回は、製作に掛かった時間も普段より少なくすみ、完成まで省エネ製作と相成りました。

塗装について
以前からクラブの会長とは、アーマーモデリング初期連載の”高石誠氏”の作品について、「いつ見ても凄いよね〜」等と話題にしていました。そこで今回は、その連載記事の超級指南を元に、私なりのアレンジを加えつつ、コツを探りながら、効果を試しながら挑戦してみました。主に使用した塗料は、タミヤアクリルです。他チッピングには、100均ダイソーのトールペインティング用塗料を混色して使用。ウェザリングには、油絵の具を少々、他各種パステル粉類使用。尚、使用パステルの色調は、オリジナルで調合したものです。

トラブル話
足周りを製作途中、うっかりして大量の接着剤が「ドポッ、ドッポッ」と音をたてて転輪に! 慌ててティッシュで拭うも、見るとデティールが熔けていてガックリ。ところがこのキット、多少の予備が入っていて大助かり。完成すると、車体の大きさも堂々としていて、第二次大戦最強戦車と言われる所以も納得できる御姿。大いに気に入りました。ちなみに、前回キングタイガーを作ったのは、ハセガワESCI 1/72で、何時の頃なのか思い出せません。(笑)

*作者のホームページGeneSeed Plusで沢山の画像をご覧になれます。