Sd.kfz.184 Elefant  (1/35 ドラゴン) 鈴木

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制作年:2021年

 当クラブ会長が好きな車輛と言う事もあり、以前より気になっていました。ついでに、コーティング処理済みキットの評価が低い?のか、完成品を見る事も無い事から敢えて製作してみました。勿論、素組を基本としてサクッと完成を目指しました。
 工作は、付属エッチングは2か所使用。ケーブルはユリイカ製品。履帯は喇叭別売り品。グリルの裏打ちにダイソーの黒いプラ板を使用。
 工作中気になったのが、エンジングリルの反り。戦闘室前面部分が下に向けかなり反る。面倒くさいので5mm角プラ棒で車体内部から押し上げて解決。コーティングも良い感じだが、一部モールドが無い部分があるのでエポキシパテにて適当に誤魔化す。キット付属の履帯はベルト式で、当初はそのままのつもりだったが手持ちが有るのを思い出し使用。耳にしたのが、どうやらフリウル製品のコピーだとか。どうりで接着していくとよれてくる。無理やり形をなじませて、誤魔化す!(笑)組みあがると、堂々とした大きい車体が迫力ある。会長が気に入るのが何となく理解できる。フェルディナント含め残り6個ある。頑張ろう…。
 塗装は主にAMMO製品を使用した。ウェザリングは、いつものように錆色を入れずシンプルに傷を中心にしてみた。よりで見た時に色が足りないかなと思ったが、今回はこれで良しとする。
 完成すると、その大きさによる迫力に惚れた! また作ろうと思える実に魅力ある車両だと思う。また、コーティング仕様のキットは気軽に楽しめて良い。そこまでコーティングに拘りたくない、時間をかけたくない人には打って付けだと思う。各メーカーも沢山のアイディアの元、手軽に楽しめる製品もある。苦手に思わず、それぞれを利用して楽しみましょう!