Sd.kfz251/1 (1/35 タミヤ) 鈴木

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制作年: 2006年
 

 戦闘車両以外でコーティングを施した珍しい車両で、写真を一目見て、会内企画にはこれだ!と作ってみました。但し、車体右後部しか写っていないので、前半部分は想像です。それと、写真を良く見ると、今正に担架を運び入れようとしています。と言う事は、251/1ではなくて251/8の可能性があります。
 キットは、最新キットをわざわざ買う必要は無しと判断し、手持ちのタミヤ製品。履帯は、持っていた事を忘れていたカステン製。車体内部のリブは、プラ板とリベットで自作。塗装は、タミヤアクリルを調色して使いました。
 反省点は、車体後部以外のコーティングが薄かった事です。全体処理をした後と乾燥後では見た目に相当開きが有り、がっかりしました。使ったパテは、10年選手の完全乾燥間近だったタミヤパテに、少し溶剤を足して使用。ざらつき感が出ると思い使いました。パターンは、筋彫り用の太針を使い、地道に音楽を聴きながら行いました。このコーティング、やってみて分かった事が。結構手間がかかる割には、剥がれやすいようです。大量の車両の処理には、明らかに向いていないですね。結果、コーティングローラー等が作られ、処理される様になったのではと想像しています。
 いつか機会が有ったら、今度はこの車両が写っている隣にいる、またまた面倒くさいコーティングパターンのパンサーでも作ろうかしら?