JSU-122
(1/35 ドラゴン)

鈴木

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制作年:2005年2月
 工作には、エッチングパーツ、市販のパーツ類は履帯も含めて一切使っていない。私が使った物は、キット、プラ板、プラ棒、真鍮線、極少量の金属板、タミヤパテ、エポキシパテ、少量のタミヤ光硬化パテ、サフェーサーだけだ。今回、特に感心したのが光硬化パテだ。高価だが、大変な工作時間の短縮が出来、今後の定番商品になることを期待すると共に、使用方法に関してももっと研究をしたいと思う。
 当初、工作に関しては、時間短縮も含めて基本的に素組で止めるつもりだった。しかし、工作を続けているうちに、少々余計に手を入れてしまう結果となった。主な工作点だが、車体下部の嵩上げ、各種溶接跡の再現、手すり類を金属線に変更、装甲板・防楯の表面処理を少々。
 さて塗装に関してだが、今回はタミヤのアクリル塗料を中心に用いて仕上げた。他、金属部分にはプライマーを筆塗りし、いつもと同様にサフ吹きは行わず塗装し、最終仕上げにも艶を消す為の処置は施していない。尚蛇足だが、隠し味として履帯縁に、引き出しの奥で目に付いた”マルサンのプラシャイン!?”を綿棒に微量付けてこすりつけた。これは、小学校時代に購入し殆ど日の目を見ていない年代物だ(効果は絶大? 笑)。また手前味噌だが、一見地味な印象があるJSU-122、なかなか魅力のある堂々とした印象を持つ車輌である事が改めてわかった。工作から塗装まで、とても楽しめた手の入れがいのある好キットだったので、次の機会(JSU-152?)にはもう少し手を加え、グリーンの単色か迷彩塗装を楽しんでみたいと思う。

*作者のホームページGeneSeed Plusで沢山の画像をご覧になれます。