正当派手塗り法

鈴木

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 まず塗装対象の木材を400〜600番位のペーパーできれいにならします。その時、出来るだけ時間をかけて丁寧に傷を無くするのがコツの一つです。めくれたり深い傷が見え無くなるように少し頑張りましょう。

 仕上がりを確認しながら、そろそろ良いかなと言うところでテイッシュペーパー等で、細かい粉状になった木の粉を刷り込むようにふき取ります。これが簡単な、とのこの役目を果たします。

 そして塗装にかかるのですが、ここで注意が必要。塗る塗料、私は水性の着色ニスを使用しましたが、これを適当ですが10倍以上に薄めて塗ります。私は特別気が向いたとき以外、エアブラシは使いませんので、たいていは筆塗りオンリーです。塗った感じは、ほんの少し色が付いた水のようですが、適当に乾かしては塗るを2〜3度ほど繰り返します。そうすると表面に見えないくらいの薄い下地が出来上がります。こうすることで、濃い色の塗料がしみこまない様になります。

 乾燥時間を多めに取りながら進めるとより効果的です。次に、だんだん濃い塗料を足しながら塗っていきます。ここでも適度な乾燥時間が仕上げを左右します。あせらないあせらない。このとき、でこぼこが見えるようになってきたら、少しだけ余計に乾燥させます。そして600番くらいのペーパーで表面を平滑になるように馴らします。

 ところが、今回ここで私は失敗をしました。ペーパーをかける際、注意しないと対象物の端の方が余計にかかってしまいます。そこだけ色が薄くなってしまいました。(T_T)

 そして上から薄塗りをしては乾燥を繰り返せば良いのです。私のかかった時間は、ダラダラテレビを見ながら3時間くらいだったでしょうか。まだまだきれいに塗る方法はあると思いますが、気が向いた時にでも試してみて下さい


 一つ大事な忠告があります。
もし木目を大事にしたい場合。塗る対象の木が安い適当な種類の物は、残念ながら木目を生かした塗装には向かないと思います。出来れば東急ハンズにでも行って、木目がきれいな木材を購入して自作するなりした方が絶対に良いです。

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