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キット紹介
 

 児啼爺を例にキットの紹介をしてみます。箱に「御払い済」のシールが貼っています。なんか気になりますね。完成させないと呪われるかも。

 ゴーストバスターのパロディーですな。メーカーがのって作っったんだなというのが伝わってきますね。

 キットの中味です。説明書の文章が楽しく独特の語り口で雰囲気を盛り上げています。シリーズ共通の特徴として説明書の文章量が多く、メーカーの意気込みを感じられます。

 このシリーズの大きな特徴がプラパーツ以外の付属品です。児啼爺には蓑用のわら、和紙製の腹掛け、どう使うのか分からない児啼石という本物の石が付属しています。

 で、肝心のキットですが、仮組みしてみた所です。説明書によると右の石には「ムギ球なぞ入れて石を光らせると、なお風情がますでせう。」とのことです。
 さすがに今の目で見るとキビシイですねー。特に腕はぬるっとした感じになってしまっているので、筋肉の表現など作り直してあげたいところです。

 童友社版のキットもありましたので、比較してみたいと思います。(実は上の仮組みはこのキットでした)

 プラパーツは同じ物でしたが、付属品に違いがありました。蓑の材料は麻ひもに代わり、腹掛けも普通の厚紙になっていました。また児啼石は付属していませんでした。付属品は入手しやすいものにリニューアルされているようですね。

 これはニットー版の「呼子」の箱の横ですが、各地の妖怪が紹介されています。良く見ると鬼太郎とネズミ男以外のキット化された妖怪は入っていますね。もしシリーズが続いたら、これらもキットになったのかもしれませんね。