T26/BT2 (ミラージュ)

須藤

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T26/BT2

祝!第6回喜屋ホビー
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 T26/BT2がとりあえず完成したので、記事を書かせていただきます。

 まずこの車両ですが、おそらくT26初期の双砲塔型にBT2の砲塔を乗せた再生車両じゃないかと思いますが、手持ちの資料にこの車両の資料が全くなく、はっきりしたことはわかりませんでした。そこで、ディティールはT26とBT2の資料を使いますが、設定等は開き直って箱絵のイメージで製作を進めることにしました。

 まず砲塔ですが、BT2の砲塔としてはちょっと大砲塔比較きい様な気がします。比較に手元にあったトムモデルバウのBT2の砲塔と比較するとこんなにちがうんです。もっともとっちが正しいともいえないですが。結局、キットの砲塔の方が大きくてかっこいいのでこちらを使用しました。ただ、砲塔上面はめちゃくちゃなので、ハッチと円形のパーツ(ベンチレータ?orハッチ?)を作り直しました。またリベットも一部つぶれているので、すべて削ってうえなおしました。(車体もあわせてM3スチュアート1.5両分)キットのリベットも使える所はいいのですが、大きさの合うリベットを持ち合わせていなかったので、なくなく削り落としました。

 次に車体ですが、砲塔リングが車体の穴に合わない車体後部ので適当に広げます。また、車体の双砲塔用の穴の内右側を塞ぐパーツが砲塔と干渉してしまうので、車体上面とツライチになるようにしましたが、処理方法は自信ありません。思うにすでに別々に製品化してあった車体と砲塔のパーツを適当に一緒にしただけで、確認していなかったのではないでしょうか。また、車体前部上面のパネル分割が元キットのPT7のままなので修正します。そのほか、フェンダーステーをアルミ板で作り直し、エンジンルーム上面のフードにメッシュを追加しました。あと、修正は行っていませんが、ロードホイールにボルト等がありません。このようなタイプは手持ちの資料では発見できませんでした。

 塗装は箱絵にあわせて冬季の白色塗装です。なかなか難しい塗装ですが、AM誌第8号にパステルによる塗装方法が載っていたので、試してみました。始めてパステルを使ってみましたが、なかなかいい感じです。AM誌の土居さんの作例作例のようにうまくはいきませんでしたが、慣れれば何とかなりそうです。今回の作品ではちょっと汚らしくなってしまいました。パステルはTPOにあわせて塗り方を変えましょう。調子に乗っていると失敗してしまいます。あと、砲塔のスローガンも手書きしましたが、これもよれよれで失敗でした。

 このあと箱絵みたいなジオラマにして完成させるつもりです。最後に制作するにあたって模型の会「轍」さんのホームページの記事も参考にさせていただきました。ありがとうございました。

砲塔アップ

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